おでこのしわはエイジングサインのひとつですが、肌の状態によっては10代20代でも額のしわが気になっている方もいらっしゃいます。前髪で額を隠しても、この先ずっと続けるのは現実的ではないでしょう。額にくっきりとしわができた方でも、即効性のあるヒアルロン酸注入でハリのある美しいおでこのラインをつくれます。
おでこにしわができる原因
おでこのしわは、早い方で20代前半にできやすくなります。深いしわは表情をつくる際にできることがありますが、若いうちは表情を戻すとしわもなくなります。肌の機能が低下してコラーゲンやエラスチンが不足してくると、徐々に戻りづらくなっておでこのしわが見た目に影響するようになっていきます。
若いのにおでこにくっきり深いしわができる人は、眉を上げたり目を見開いたりするクセがあり、日常的におでこに横じわをつくった表情が習慣になっていることが多いです。また、紫外線や乾燥で額がダメージを受ける機会が多いと、コラーゲンやエラスチンの破壊が進んで弾力が低下し、しわができやすく戻りにくくなります。
とくにおでこは、目やまぶたの皮膚や筋肉と直接つながっています。一重まぶたや腫れぼったい目元をしていると、加齢で皮膚や筋肉がたるんできたときに目を見開くようになり、おでこにしわができやすいでしょう。また、パソコンやスマホを長時間見ていると顔の筋肉が固まっておでこに深いしわをつくってしまいます。
おでこのしわは改善・予防できる
軽いしわでも改善するのにはかなり時間がかかりますが、ていねいにスキンケアをしていくことでしわを悪化させないことはできます。一度おでこのしわが深くなると、自分で改善することはできません。おでこにしわができる前に予防しておくことが大切です。肌が紫外線や乾燥によるダメージを受けないように、日頃からUVケアや保湿ケアをしましょう。
しわ取りクリームでおでこのしわを改選させようとマッサージする方がおられますが、筋肉の向きや皮膚への摩擦などに配慮せずに行うと逆効果になってしまいます。美容医療では専門的な医師が額のしわの原因を見極め、適切な治療を行ってくれるため、しわ改善への近道です。さらに、しわを予防するスキンケア対策もしてくれます。
額のヒアルロン酸注入とは
額のヒアルロン酸注入は、加齢で萎縮した頭蓋骨を補正する治療です。額全体にハリや丸みをプラスすることでより若々しい印象を引き立てられます。
おでこは皮膚が薄いので、ヒアルロン酸の質感を感じやすい難しい部位です。適切なヒアルロン酸の選択と医師の繊細な技術によって、キレイかつ自然なラインに整えます。
おでこのしわ改善に適したヒアルロン酸の種類と注入量は?
額はよく動かす部位ということもあり、注入に適したヒアルロン酸は比較的硬さと弾性のある種類です。一般的におでこのしわを目立たなくするには1~3cc程度用いることが多いですが、しわの深さや額の形、理想の状態によって注入する量は異なります。1cc程度で満足される方もおられれば、額全体にハリもだしたいと3cc程度を希望される方もおられます。
おでこのしわ改善はボトックスとヒアルロン酸どっちがいい?
おでこにできるしわを改善する美容施術として、一般的な方法はボトックスやヒアルロン酸注入です。どちらも効果が一時的で施術を継続する必要がありますが、皮膚を切らない施術なので肌への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどない気軽さが人気です。
ボトックスには筋肉の緊張を緩める作用があります。表情をつくったときにあらわれる額の深いしわをとるのに適しています。額や眉を上に挙げるクセのある方は、額に力が入ってしまっているため、ボトックスで筋肉を緩めることで改善します。ボトックスの効果があらわれるまでには1~2週間程度かかり、即効性はありません。
額のたるみやまぶたの重みで目の開けにくさがある方は、ボトックスを施術すると目が小さくなり視界が狭くなる可能性があり、ヒアルロン酸注入などほかの施術が適しています。
表情を戻しても横じわが目立つ場合や、額にハリがなく細かいしわができている場合は、ヒアルロン酸注入が効果的です。しわ改善と同時に、額のくぼみを埋めたり立体感を出したりもできます。イベントなどを控えていて「2週間も待てない」「すぐにしわを取りたい」と即効性を求めるならヒアルロン酸注入がおすすめです。
額のしわを改善するヒアルロン酸注入はこのような方に向いています。
・額のしわが深くなって消えない
・額にしわ取りクリームを使っている
・額にハリがなくマッサージをしている
・皮膚を切らずに額のしわ取りがしたい
・すぐに額のしわをなくす方法を探している
・眼瞼下垂がありボトックス注射が難しい方
額のヒアルロン酸注入の施術の流れ
①カウンセリング・肌診断
額のしわのできかたやお悩み、ご要望などを伺い、治療の内容や流れについてご説明します。
②クレンジング・洗顔
額のメイクや汚れを落としていただきます。
③マーキングや麻酔
注入する位置や範囲などデザインを直接マーキングします。痛みに対して不安がある方は施術前に麻酔をして痛みを緩和できます。
④ヒアルロン酸注入
額のしわによる凹みを埋めつつ、全体に薄く広がるように注入して額のラインを整えていきます。
⑤施術後のケア
施術当日は額以外ならメイクが可能です。
額のヒアルロン酸注入後の注意
注入したヒアルロン酸は水分を吸収して少しふくらみ、額が硬くボコボコすることがあります。肌になじむと落ち着きますので1週間程度は様子をみてください。また、ヒアルロン酸は少しずつ体内に吸収されてなくなるため、理想の額をキープするには定期的な注入が必要です。
額のヒアルロン酸注入のリスク、副作用
ヒアルロン酸そのものによる副作用は少なく、アレルギーなどの重篤な症状が起こるリスクも少ないです。ただし、副作用もリスクもまったく心配ないということではありません。額は皮膚が薄く、注入方法や注入量が適切でないと表面がボコボコと不自然に見えることがあります。気になる場合には、施術を担当した医師に相談しましょう。
額のヒアルロン酸注入のよくある質問
Q1.おでこのしわ取りにヒアルロン酸注入はどのくらいの量が必要ですか?
A.一般的には1~3cc程度ですが、しわの数や深さなどの症状や理想のデザインによってどれくらいの量が必要かが決まります。カウンセリングを受けて聞いてみましょう。
Q2.おでこに入れたヒアルロン酸はどのくらいもちますか?
A.ヒアルロン酸は注入してから少しずつ吸収されていきますが、ヒアルロン酸の種類や注入する量によって効果の持続期間は違います。一般的には、ヒアルロン酸は数ヵ月から2年程度持続します。
Q3.おでこのしわ治療にヒアルロン酸とボトックスどちらがいいか迷っています。
A.カウンセリングなどで適切な施術を提案してもらい、額にしわができる原因に合わせた治療ができると効果的です。治療方法や施術内容、料金などを複数のクリニックで比較しましょう。どちらも繰り返し施術が必要なので、通院のしやすさも大切です。
額のヒアルロン酸注入のまとめ
表参道Bjクリニック美容形成・美容皮膚科では、ヒアルロン酸注入で額のしわ改善が行えます。ちょっとボリュームアップさせて、額をよりキレイにみせることも可能です。ヒアルロン酸は保水効果が高く、乾燥気味の肌にもうるおいをもたらせてくれます。副作用も少なく、打ち続けても健康被害など重大なリスクもほとんどないのでご安心ください。額のしわが気になり始めた方も、深い横じわを消したい方も、当院のヒアルロン酸注入でおでこのしわを改善してみませんか。