多汗症・わき汗(制汗)・わきがの臭いなどに多汗症ボトックス注射
わきがについて
体臭を気にして汗や臭いに敏感になり、わきがの悩みを抱えている人も多くいます。
わきがも体臭の一種で決して後ろめたいものではありませんが、他人にとっては不快な臭いに感じたり、自分自身で自覚していなくても周りからの指摘によって初めて気づくケースも多いようです。
日常生活でデメリットも多くあり、性別、年齢を問わずコンプレックスに感じている方も多くいます。
わきがの原因
わきがとは、汗腺の量が多い体質で、わきから臭いがする状態のことを言います。
わきの下には、「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」という2種類の分泌腺と皮脂腺があります。
「アポクリン汗腺」
わきの下・へそ周囲・陰部・乳輪など特定の箇所に存在しています。
アポクリン汗腺から分泌される汗自体は強く臭うことはありません。
アポクリン腺自体は産まれたときから存在しますが、思春期以降に働きが活発になり始めます。
動物性脂肪を多くとる方は、特に臭いが強くなるようです。
「エクリン汗腺」
ほぼ身体全身ににあり、体内の熱を放出するために汗を分泌し、体温調節をする働きがあります。
エクリン汗腺から必要以上に汗が分泌される状態が、「多汗症」と言います。
※わきがの手術をしてもエクリン腺由来の汗の量は変わりません。
わき汗も気になる方は、わきがの手術以外に別途ボトックス注射をおすすめします。
わきがかどうかのセルフチェック
- 耳垢が湿っている
- 家族にわきがの人がいる
- 洋服のわきの部分に黄色い汗じみができる
- 人から臭いを指摘されたことがある
- 肉類や乳製品を好んでよく食べる
- わきの下にたくさん汗をかく
- 自分自身でわきの臭いを感じたことがある
- 靴や靴下が臭う
- わき毛が濃い
- お酒やタバコが好き
- ストレスを強く感じている
など
わきボトックス注射(多汗症の治療)
わき汗が多い方にはボトックスを注射する治療があります。半年間程度、汗を抑えます。
※この治療は半年おきの汗を抑える注射治療です。わきがの治療(手術)ではありません。
※わきの下にボトックス注射することで、エクリン汗腺の働きを抑制し、汗の分泌が抑えられます。汗の量が減少することで臭いも軽減することができます。
多汗症は、ボトックスを注射をすることでわき汗の量を抑えにおいを軽減することができますが、
効果としては約半年程ですので、効果を継続するためには、繰り返しボトックス注射を受ける必要があります。
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