Bjリフト(PCL)

BJリフトは、しなやかで持続効果の高い糸リフト

Bjリフト(PCL)は、医療用で使用される糸の中でも、しなやかで柔軟性に優れた吸収糸です。形をある程度自由に形成できるため、様々な分野で使用されています。
糸リフトアップでは、主に「口元」や「目元」など日常生活で「よく動かす部位」に使われることが多いです。柔軟性のある糸のため適応力が高く、フィットしてくれます。また、加水分解で100％体内に吸収されるため、安全性も非常に高い糸です。

PCL（BJリフト）は、このような方に向いています。

目元や口元、首元をリフトアップしたいという方
細かに動く部位やよく動かす部位が気になる方
長期的なリフトアップ、小顔効果を期待される方

Bjリフト(PCL)の特徴

糸リフトの中では、持続期間は24か月～36か月程度と長く、持続する糸です。ゆっくりと分解される特徴から、2年以上に渡り効果が持続します。しかし首元や口元のように激しく動く部位では、糸が緩みやすく持続性が低下することがあります。

Bjリフト(PCL)の使用機器・薬剤

PCL（ポリカプロラクトン）
体内で完全に分解され、吸収される糸です。PCLは、FDA及びCEで承認されていてる安全な素材で、優れたコラーゲン新生作用でコラーゲン生成を促進しリフトアップ、小顔効果が期待できます。

Bjリフト(PCL)で期待できる効果

Bjリフトのリフトアップ効果は、「強い」です。
PDOよりも引き上げ力が強く、リフトアップし、小顔効果を期待できます。しかし柔軟性のある特徴から、脂肪などの持ち上げではパワーが足りないこともあります。部位やしわ・たるみの程度によっては、糸を変えたり、本数を増やす必要があります。

Bjリフト(PCL)における施術前注意事項

たるみが大きい場合は、糸リフトだけでは対応できない場合もあります。
その場合、状態に合わせ組み合わせ治療をご提案差し上げる場合があります。

Bjリフト(PCL)を受けられない方

妊娠されている方、またその可能性がある方
※その他、医師の判断で施術できない場合があります。予めご了承ください。

Bjリフト(PCL)の施術について

フェイスリフトのような外科的な手術でなく、医療用で使用される糸の中でも柔軟性に優れた特殊な糸（吸収される溶ける糸）を皮下組織に挿入して、皮膚の内部で引っかけて皮膚のたるみを持ち上げることで、リフトアップ効果を生み出しす、局所麻酔で可能な、即効性のある治療方法です。

Bjリフト(PCL)のリスク・副作用

稀に糸を挿入した部分の痛み、腫れ、熱感などがあります。
症状が持続する場合、炎症・感染などの可能性がありますので、早めに医師の診察をお受けください。また、糸が切れてしまったり、糸が皮膚より露出したりする場合があります。このような場合も早めにご連絡いただき診察を受けるようお願いいたします。

Bjリフト(PCL)の施術の流れ

カウンセリング
医師が気になる部位、症状などをお伺いします。
麻酔
局所麻酔と静脈麻酔を使用します。静脈麻酔では眠った状態で局所麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じることはありません。静脈麻酔は、最低限度の麻酔深度にし、心電図や血圧計などのモニタリングをしながら安全に手術が出来ますのでご安心下さい。
施術
PCLリフトを、皮下に挿入していきます。
施術後
最低限の麻酔で施術を行いますので、施術後はリカバリールームで少しお休みをいただいた後、お帰りいただけます。

Bjリフト(PCL)の施術後の注意

当日のメイクはお控えください。翌日よりメイク可能です。
洗顔は翌日、入浴は施術後7日目より可能です。サウナ・飲酒・激しい運動など血行、血流が良くなる行為はお控えください。
施術後、痛み・むくみ・腫れ・内出血が出ることがあります。個人差はありますが、1～2週間程度で徐々に落ち着いていきます。また、しばらくの間は、違和感、ツッパリ感、痛み、刺入部位のひずみやくぼみ、色素沈着などの症状が見られる場合がありますが次第に改善されます。